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群馬シルクロードの旅
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東京からのお客様をお連れして
群馬の絹文化めぐりの旅を企画しました。
絹産業に、新風が吹くことを期待して。。。
朝、10時に高崎駅にお迎えに行き、まずは車で松井田町の碓氷製糸農業組合へ
久しぶりに、高村組合長のお顔も見られてホッとしました。
日本全域で、製糸工場は現在、ここの碓氷製糸と、山形の松岡製糸の2社しか残っていません。
碓氷製糸農業協同組合全景
順番にご案内いたしましょう。
これは、繭を貯蔵する倉庫です。
蜂の巣のように穴が開いているので、【蜂の巣倉庫】と呼ばれています。
出入り口には、ネズミよけの建具が付けられています。
これは、生糸の副産物である【きびそ】です。
繭から生糸を引く段階の最初の部分で、セリシン含有が一番多いところです。
太くて、硬くてゴワゴワしています。
でもとっても味わいのある糸です。
選繭作業風景です。
下からライトを照らして、質の悪い繭を別にしています。
ここでも、厳しいプロの目が必要で上質な生糸には欠かせません。
選別された繭が集められ
この釜で一定の温度で茹でられて、繰糸されます。
この工程を【煮繭】といいます。
さあ、煮あがった繭からいよいよ糸を引きます。
大きな刷毛で柔らかくなった繭の表面をなでると
それぞれの繭から、糸が出てきます。
この部分が、先ほど紹介した【きびそ】の部分です。
湯気が印象的です。
まるで繭がお風呂に入っているようです。。。
これは、繭からでた糸を切るカッターのようなものです。
糸が切れると結んでまたつなぐ。。。
そのつないだ先を切りそろえるための道具です。
作業効率を上げるために指にはめられるくらいコンパクトにできていて
すぐれものだぁ~
繭が次から次へと流れてきます。
繭から引き上げられる生糸の長さは、平均1200メートルから1500メートル
蚕は、健気にも自分を守るために命を懸けてひたすら、この長い糸を吐きつづけるのです。。。
その太さは、3デニールほど
人間の髪の毛の20分の1ほどの細さです
繊細な世界
この手際の良さ!
スローモーションでないと手業は見えません。
製糸場の女性は、みな肌がとても綺麗です。
なぜでしょうか?
それは繭に含まれる天然タンパク質である【セリシン】効果であるといわれています。
新しい繰糸技術です。
繰糸しながら特殊な撚糸をかけています。
先端技術ですね!
最後には主役である蛹と
蛹をつつんでいた薄い膜状の【びす】に分けられます。
【びす】がシート状になって出てきました。
生糸とともに、このような副産物も
新たな可能性が未来に繋がってゆきます!!!
駆け足でしたが、皆様感動しておられました☆
碓氷製糸社さま お忙しいところ大変お世話になりありがとうございました。
これからも、日本を代表する高技術で、高品質な生糸を作り続けてください。。。
碓氷製糸社を後にし、一行は富岡製糸へ
と、その前にちょっと足をのばして。。。
国の重要文化財である通称【めがね橋】である碓氷峠鉄道施設へ
わぁ~やっと来れたぁ~
念願叶いました。。。感激!!!
”灯台もと暗し” とはこのことで、思っていてもなかなか来れずにいたのです。
やはり、写真より実物のほうが迫力ある!☆
明治26年に建設され、横川と軽井沢間を結ぶ旧碓氷線の施設
イギリスの技術指導をうけて建設されました。
当時は、長野で生産された繭を、横浜の港まで運び、
横浜から海外に輸出されていたルート
耳をすますと汽笛の音が聞こえてきそうです。
さあ、時間!
束の間の旅行気分もさておき
横川のドライブインで、
リクエストにお応えして
あの有名な【釜飯】を食し、いざ、富岡製糸場へ
何度きても美しい。。。
木骨レンガ造りで鉄筋は使われていません。
フランス積みレンガ構造も芸術です。。。
製糸場内
作業効率を高めるため、柱が少ない建築構造になっています。
【富岡日記】を書いた 横田 英
厳しい目が印象的です。。。きっと仕事にも厳しかったことでしょう
製糸場シンボルの煙突
その後立て替えられ、当時のものではありませんが
誇らしげに見下ろしているようです。
2010年4月10日 14:12 | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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